ブルーとオレンジが鍵を握る、映画『トゥモローランド』

ブルーとオレンジが鍵を握る、映画『トゥモローランド』

ディズニーランドの人気アトラクション「スペースマウンテン」。その一角に“トゥモローランド”と呼ばれる、テーマエリアがあるのをご存知でしょうか? “トゥモローランド”という名前のとおり、ウォルト・ディズニーが思い描いた、“EPCOT”(実験的未来都市)のプランをベースに構築された「未来の世界」です。

ピンバッジから始まる、3人の冒険

 

本作は、“トゥモローランド”の謎をめぐり、冒険に憧れる勝気な17歳のケイシー、その存在を知る科学者フランク(ジョージ・クルーニー)、そして、謎の少女アテナという3人を中心に、物語が展開します。


(C) 2015 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.

 

ある日、ケイシーは見慣れぬピンバッジを見つけます。ピンバッジに触れたケイシーは、テクノロジーの発達した未知なる世界へ。しかし、バッテリーが切れると、見慣れた世界へと引き戻されます。ケイシーの荷物にピンバッジを紛れ込ませたのはアテナ。アテナは、ケイシーが見た世界の名は“トゥモローランド”で、再び訪れたいのならば、フランク・ウォーカーという男を訪ねるように告げます。


(C) 2015 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.

1964年のニューヨーク万国博覧会で、当時、11歳だったフランクはイッツ・ア・スモールワールドの展示の中に入り、“トゥモローランド”へと誘われます。それからおよそ半世紀を経て、フランクはケイシーとアテナと出会い、“トゥモローランド”の謎をめぐる冒険が始まります。

未来都市のイメージ

小説や映画などに描かれる未来の世界は、1970年代をひとつの転機に、それ以前とはムードが一転したと言われます。例えば、私が映画を見るようになった1980年代は、『ブレードランナー(1982年)』『未来世紀ブラジル(1985年)』『汚れた血(1986年)』など、環境破壊に代表される科学が引き起こした負の側面に焦点が当てられています。


(C) 2015 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.

本作が描く未来都市は、19世紀から20世紀に活躍した世界の名だたる天才たちが作った「すべてが可能になる世界」として登場します。その天才たちとは、トーマス・エジソン(発明家・起業家)、ニコラ・テスラ(発明家)、ジュール・ヴェルヌ(SF作家)、ギュスターヴ・エッフェル(建築家)など。彼らが中心となって結成した「プルス・ウルトラ」という組織に、ウォルト・ディズニーも参加しています。


(C) 2015 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.

「プルス・ウルトラ」とは、ラテン語で「もっと先へ」という意味。ウォルト・ディズニーが設立した“トゥモローランド”は、美しい流線型のフォルムを描く構造物、ハイスピードで縦横無尽に移動するエアカーなど、あらゆるものがキラキラと輝いています。科学の力に多くの人々が夢を託していた、『鉄腕アトム』の世界にも通じる、レトロで懐かしい雰囲気も感じられるのではないでしょうか。

<見出し>ピンバッジのブルーとオレンジが示すもの
“トゥモローランド”という異次元の世界は、誰もが行けるわけではありません。アテナがケイシーに渡したピンバッジは、“トゥモローランド”への招待状。アテナは、12歳の女の子の形をしたロボットで、“トゥモローランド”からの使者なのです。


(C) 2015 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.

ピンバッジのブルーは科学を、オレンジは冒険を表すシンボル。科学と冒険を愛する心があれば、“トゥモローランド”へ行ける。つまり、科学と冒険を愛する心を持ち、もっと先へ進もうとすれば、すべてが可能になるというポジティブなメッセージが託されているのです。


(C) 2015 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.

 
 
 

作品名:『トゥモローランド』
公開日:6月6日(土) 全国公開
公式サイト:http://www.disney.co.jp/movie/tomorrowland.html
コピーライト:(C) 2015 Disney Enterprise,inc. All Rights Reserved.
 
 

RELATED ARTICLES