the focus #1「BIRKENSTOCK - BOSTON」

「良いモノは良いと叫びたい!」そんな思いからあるひとつの「モノ」にフォーカスをあて、魅力をお伝えしていく不定期連載企画「 the focus 」。第一弾となる今回は、230年以上もの歴史があるドイツのシューズブランド、ビルケンシュトックの代表モデル「BOSTON/ボストン」にフォーカスします!
  

「BIRKENSTOCK/ビルケンシュトック」とは

ビルケンシュトックはサンダルやクロッグ、シューズなどのカテゴリーで数多くのモデルを世に送り出していますが、今回ご紹介するのはクロッグタイプの中でもっとも人気のある「BOSTON/ボストン」タイプです。誰しもが一度は目にしたことのあるこのモデルは、オールシーズン履けることも魅力のひとつです。秋冬はソックスやタイツと合わせて、春夏は素足で履けます。

【写真01_足下】


  
ビルケンシュトックは元々メディカルシューズとして医療従事者の人たちから愛用され、人気がありました。今でも医療機関向けのモデルはリリースされており、愛用され続けています。ボストンも医療用としての人気が高く、体が弱っている患者さんにも使いやすい製造技術が用いられています。 そんなボストンの魅力を各ポイントにスポットを当てて紹介していきます。
  
  

その①、高めのアッパーがもたらすゆとり

ボストンタイプは甲の上にあたる部分(アッパー)が少し高めに設計されています。なので足も圧迫せず、リラックスして履くことができるのです。健康的で快適なサンダルの所以はここにあります。

【写真03_かかと側からのカット アッパーの高さを強調】


  
また素材は高品質なものをだけを使用しており、IROYAではレザータイプとフェルトタイプのものを取り扱っております。フェルトタイプの下記の2モデルは11月の今月中は、店頭でチェックできるので是非!

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その② インナーソールのカタチ

ビルケンシュトック最大の魅力といってもいいソールは、足裏の起伏に沿った立体的なカタチが特徴的です。ビルケンシュトックのソールは「足のベッド(foot bed)」とも称されており、履いてる人の足に馴染んでいくのが特徴です。なので、最初足を通したときは「ん?」と感じるかもしれません。はきつぶして自分の足に馴染ませていく、これもビルケンシュトックの魅力のひとつです。 最初は履き心地が悪いというわけではないので、ご安心ください。

【写真04_筆者の私物ビルケンと新品ビルケンのソール部分比較画像】


  
  
写真の赤くなっている部分のラインにくぼみがあり、これがバランスをとりやすくしてくれます。ビルケンシュトックではアーチサポートと呼んでおり、向きを真っすぐにすることで、脚の筋肉を正しく使えるようにサポートしてくれています。

【写真05_縦アーチサポート】


  
  

またヒール部分にあるくぼみが、しっかりとかかとをホールドし向きを真っすぐに固定してくれます。そのおかげでかかとから足全体の機能性を上げ、正しい姿勢で歩くことができます。
左が新品のもの、右にあるのが筆者が6年以上も愛用しているモノになります。(汚くてすみません。。。)
少し分かりづらいですが、くぼみの形状がかかとのカタチにフィットしており、とても履きやすいです。

【写真06_ヒールカップ】


  
このように足裏の起伏に沿った立体的なカタチになっています。かなり起伏があり、最初は違和感を覚えるかもしれませんが、これがだんだん自分の足裏のカタチにフィットしてきます。
  
  

その③ フットベッドの素材

次はソール(フットベッド)の素材の秘密について迫ります。
履いている人の足裏にフィットしていく柔軟性を可能にしているのは、ソールに用いられている素材にあります。実はコルク見える部分は4層構造になっており、上からスエードライナー・麻・コルク・麻という順になっています。この構造には計算され尽くした色々なギミックが隠されています。

【写真07_フットベッド素材の図】

上から1番目 - 足裏と直接触れるスエードライナーは、たくさんの汗を吸収してくれます。人は足裏に1日にコップ1杯分の汗をかくと言われています。普段履いていてもわからない部分ですが、実はたくさんの汗を吸収してくれています。1番上にありますが、縁の下の力持ち的存在です。
  
上から2番目 - ジュートという麻の部分は通気性がよく、足裏の汗を吸い取り湿度を調整してくれます。スエードライナーで吸い取ってくれた汗を乾かしてくれる様なシステムになっています。1番上にあるスエードライナーのサポート的存在です。
  
上から3番目 - 長い使用には欠かせない核となる部分で、激しい使用に耐えられるように長持ちするコルクを使用しています。またコルク独特の特性でもありますが、履く人の足の圧力により、カタチが足に馴染んできます。この特性が履いていくうちに、足裏のカタチにフィットしていく秘密です。ちなみに使用しているコルクはラテックス(ゴムの木の樹脂)混合の天然コルクで、これはビルケンシュトックの自然を大切にしたい社風も影響しています。
  
上から4番目 - 2番目の麻よりも目の粗いものを使用しており、上下を粗さの違う麻で挟み込むことで安定感と強度を保つ働きをしています。
  
そんなビルケンシュトックのボストンタイプ、IROYAではメンズ・レディースで下記のモデルを扱っています。

BLACK OILED LEATHER

 ANTHRACITE WOOL

COCOA WOOL

TABACCO BROWN OILED

GRAY WOOL


  
ビルケンシュトック/ボストンの魅力は少しでも伝わったでしょうか?ボストンタイプは外履きはもちろん、家用での利用にもおすすめです!足音もしないので、少し高級なスリッパ感覚でぜひ!ハロウィンも終わり、クリスマスもそろそろです。いつもお世話になっている方や、愛するパートナーへも贈り物はいかがでしょうか?
グレーのアイテムはIROYA渋谷でも購入できますので、ぜひ一度チェックしてみてください。
  
  
参考資料
◉フットベッドの仕組み http://www.birkenstockjpn.co.jp/story/function/


  
(伊藤)

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