タータンチェックの伝統的な装いの歴史

タータンチェックの伝統的な装いの歴史

タータンチェックは、今や世界中で色々なファッションで用いられています。様々なカラーバリエーションがある非常にポピュラーな柄であり、コーディネートのアクセントとして取り入れられることも。日本でもオールシーズンOKで着まわしができるとあって、ジャケットやシャツ、スカートなどバリエーションが豊富です。実は、タータンの由来はアイルランド地方の伝統な色を受け継いで今日まで続いています。そのトラディショナルな歴史背景から、タータン柄について見ていきましょう。
 

タータンの起源は独特の格子柄に織る習慣

 

古くは5世紀ごろ、ハイランド地方に属する民族には、麻布などの布をタータンの特徴である格子柄に織るという習慣がありました。

配色や特徴的な織り方から、タータンを身にまとった人を実際に記録されるようになり、認知されてきます。クランという日本でいう氏族制度のようなものが存在して、その象徴としてタータンを身にまとっていました。しかし18世紀の半ば、隣国イングランドからの、スコットランドへの弾圧が勃発。民衆への影響も多大に残り、自らを象徴とする民族衣装のタータンを隠さざるを得ない状況になってしまいます。
 
苦難を乗り越え、クランの氏族長がお互いのタータンを公式に種別化して、衣装として正式に復活したのが19世紀初めでした。ここから、今日に至るまでの様々な種類のタータン柄が生まれる起源となったのです。

タータンから派生した様々な柄

俗にいうタータン柄の格子状に組み合わせるパターンも、クランによって多種多様でした。そこで、現在でも有名な柄がいくつかあります。

ブラックウォッチ、バーバリー柄などそれぞれファッション用語として定着しているものばかりで、一目で分かるデザインパターンが、民族としての伝統的な象徴として残っていると思います。民族衣装から、ここまで世界的なファッションアイテムとして取り入れられる柄も多くはないので、今後も人々に親しまれる柄として人気を博していくでしょう。



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