ガラガラヘビはどうやって「ガラガラ音」を出しているのか

ガラガラヘビはどうやって「ガラガラ音」を出しているのか

人生で初めて買ったCDが、とんねるずの「ガラガラヘビがやってくる」だった。クレイアニメのガラガラヘビがブラウン管をコミカルに駆け巡るミュージックビデオは、幼いころの僕にも理解できるくらいキャッチーで、今でも鮮明に記憶に残っている。

なぜガラガラヘビの話をしているかというと、4月のIROZAはテーマが「柄」だからだ。柄と言われて僕が一番最初にイメージしたのがなぜか「ガラガラヘビ」だった。だからIROZAの担当さんに「あ、じゃあガラガラヘビについて書きます」と言ったのだ。しかしこれが運の尽き。僕は、あまりガラガラヘビに興味がないのである。

半日ガラガラヘビと僕の接点を探したが、発掘できたのはやっぱり「とんねるずの楽曲」くらいだったから、ある意味とんねるずはすごい。「ガラガラヘビ」をお茶の間に持ってきた第一人者と言えるかもしれない。さらにこの曲の作詞は秋元康なので、やっぱり秋元康もすごい。
 

それに比べてガラガラヘビ自体はというと「尻尾を振るとガラガラと音が鳴る」くらいの情報しか得られていない。この記事も「尻尾がガラガラと鳴るんです。だからガラガラヘビなんです。いかがでしたか? 皆さんも見かけたら注意してくださいね!」という内容だったら、たぶん担当さんはめちゃくちゃ怒るし、目の前で原稿を破り捨てるかもしれない。
 

ということで、今回はガラガラヘビの「ガラガラ音」が「どんな仕組みで鳴っているのか」を調べることにする。みなさんの就職活動や会社の朝礼で使うネタになったら幸いである。
 


 

意気揚々とガラガラヘビについての特徴を調べていると、OUTDOOR HOBBIESというサイトにこんな情報が書かれていた。
 


北アメリカ大陸と南アメリカ大陸の一部には、強烈な毒をもったガラガラヘビが生息しています。危険が迫るとしっぽの先端を振動させて、「ジャー」という警告音を発して威嚇します。

 

ガラガラヘビは「ガラガラ」じゃなくて「ジャー」と威嚇するらしい。さっそくイメージと違った。それじゃ「ガラガラヘビ」ではなく「ジャーヘビ」ではないか。新手の詐欺かと思う。
 

憤っていると、「ガラガラヘビ」の名前の由来も書かれていた。
 


ガラガラヘビは英語名でrattlesnakeと言いますが、rattleとは赤ちゃんをあやす「ガラガラ」のこと。しっぽの動きがおもちゃのガラガラに似ていることから名づけられました。
 
 

「音」ではなく「動き」が幼児用遊具の「ガラガラ」に似ているから「ガラガラヘビ」らしい。見た目の印象でつけられた名前だったのか。だとしたら「ナマケモノ」とか「アライグマ」と同じような発想だ。ガラガラヘビだけ異常に怖いのは何故なのだろう。
 

さらに読み進めると、とうとうガラガラヘビの「ガラガラ部分」の構造が明らかになった。
 


尾の先端にある発音器官は、中が空洞になった硬い節が緩くつながったもので、脱皮するごとに新しい節が増えていきます。しっぽを振るとこの節がぶつかり合って「ジャー」という音が出るのです。この節は脱皮ごとに増え続けるかというとそうでもなく、ある程度増えると途中でとれてしまいます。


 
 
「ジャー」という音は、脱皮するたびにできる硬い節が鳴らしているらしい。生まれもって備わっている能力ではなく、後天的に手に入る力なのだそうだ。僕にもそういうスキルが後から付いたらいいのにと思う。原稿が遅れると指が増えてタイピングが早くなるとか、そういう能力がほしい。
 

ということで、ガラガラヘビは「ガラガラ」ではなく「ジャー」という音を、自身の脱皮の際にできる硬い節をぶつかり合わせることで鳴らしていることがわかった。
 

ちなみに「ジャー」という音は威嚇する際に鳴らしているので、「うわー、本当に『ジャー』って言ってるー」などと近づいたりせず、この音が聞こえたらすぐに逃げたほうがいいとのことだ。日本にいる限り見かけることはないだろうが、みなさんも万が一のときには気をつけてほしい。
 

ちなみに僕は海外旅行に行ったときに、ショーイベント用のヘビを首に巻いて記念撮影をしたら、ヘビが本気で首を絞めてきて死にそうになったことがある。別にガラガラヘビでなくても危険なヘビはたくさんいるので、そのことも覚えておいてほしい。
 
  

引用元:OUTDOOR HOBBIES
 
 
▼IROZAにはこんなガラガラヘビがいます▼

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