ポアトアデモア デザイナーインタビュー

ポアトアデモア デザイナーインタビュー

素晴らしいプロダクトには、作り手の意匠が込められています。それは製法なのか、想いなのか、ブランドの概念なのか、そんな魅力をお届けするデザイナーインタビュー。今回は、IROZAでもファンが多いブランド、POURTON DE MOI(ポアトアデモア)とOMIYAGE by POURTON DE MOI(オミヤゲ バイ ポアトアデモア)のデザイナー・木村昭平さんにお話を聞きました。

木村 昭平

2007年、渡米。2008年よりニューヨークのPleasure Principleでアシスタントとして働く。2010年ニューヨークでPOURTON DE MOIを立ち上げる



ーー「ポアトアデモア」というブランド名ですが、思わず口に出して言いたくなりますね。
 
木村さん(以下敬称略):かわいい響きのブランド名にしたくて、「パ」とか「ポ」とか音から丸っこいイメージを感じる文字を入れた名前にしました。このブランド名は、フランスの子どもたちが使う言葉で、“僕から君へ”という意味を持つ「Pour toi de moi」、それに“衝撃を注ぐ”という意味の「Pour ton」を足した造語なんです。洋服を通してユルい刺激や影響を与えられたら、と願いを込めてブランド名に決めました。
 
 

ーーその響きのかわいらしさが、デザインやサイズ感に通じているように思います。
 
木村:そうですね。うちのアイテムはユニセックスで展開していて、男女どちらが着てもかわいくなるようなデザインを心がけています。女性が男性ものをオーバーサイズで着る、ゆるいスタイルが好きなんです。自分がレディースの商品を見て「サイズが合えば着たい」と思うこともけっこうあるので、性別でデザインを分ける必要性を感じていなくて。それがユニセックスにつながっています。
 


 

ーーデザインするとき、どこからインスピレーションを得ていますか?
 

木村:色合いは自然からヒントを得て、アイテムに落とし込んでいますね。今まで、いろんなお店に行っているので、そのとき見て蓄積された情報も、デザインに反映されています。あとは、普通に歩いている「おばちゃん」をよくチェックしています。いわゆるオシャレな人ではなく、そこをあまり意識していない人の方が、コーディネートや色づかいなど、見ていて面白かったり発見があったりするんです。
 
 

ーーアイテムによく使う色があればおしえてください。
 
木村:自分の好きな色でもある「ネイビー」をよく使用していますね。今日着ている服もネイビーです(笑)。個人的に、日本らしい色だと感じています。
 


 
ーーIROZAでは、ユニークなプリントが印象的な「OMIYAGE by POURTON DE MOI」も人気です。
 
木村:ありがとうございます! 観光地でお土産として売っているものを、日常のファッションに取り入れて着るのが、もともと好きだったんです。たとえば「一番」など、ちょっとクスッとしてしまうようなデザインやメッセージがプリントされたTシャツとか。同じような感覚で楽しんでもらえたらうれしいですね。
 
 
ーー今後、ブランドをどのように育てていきたいですか?
 
木村:既存のジャンルや流行にとらわれず、独自のスタイルを確立していきたいと思っています。むかしから、人がやっていることはやりたくない性分なんです。IROZAで展開している、古着を活用したコラボアイテムのように、新しいことにもチャレンジしていきたいです。5年前にブランドを始めた、ニューヨークでの展示会も実現させたいですね。



 
 

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