ロリータや森ガールのもとになったファッションPINK HOUSE

ロリータや森ガールのもとになったファッションPINK HOUSE

最近、原宿にカワイイモンスターカフェ(KAWAII MONSTER CAFE)というまさにモンスター級にぶっ飛んだカフェがオープンしたのをご存知だろうか?
 

このカフェは、90年代のパワフルだった原宿のファッションやカルチャーを思わせるごちゃごちゃさが特徴。
 

実は、カワイイモンスターカフェのお仕事に携わらせていただく機会があって、その世界観を身近に感じ働いていた私は昔の原宿の"モンスターぶり"にすごく興味が湧いた。
今まで写真を見かけたり会話に出てきたりするくらいで軽くしか知らなかったけれど、どうやらいろんなカルチャーが交差し、その全てが共存する世界一のストリートファッショエリアだったというじゃない!
 

本当に多様なジャンルのファッションで溢れていたようで、カラス族、竹の子族、暴走族風、デコラ系などどれもパンチのあるものばかり。DCブランドに勢いがあり目立っていた一方、たとえお金はなくてもそれでも服が好きで、いろんなものを組み合わせてどんどん盛っていって、思い思いのファッションを楽しむ若者がうじゃうじゃいて、それはそれは素敵な時代だったことだろう。
 

その中で、今回フューチャーしたいのが、ピンクハウス。


 

ピンクハウスというのは、80年代の原宿でロマンティックが止まらない女子たちから大人気だったブランド。薄いピンクや生成りの綿のワンピースなど、基本的にロング丈でボリュームのあるアイテムを幾重にもレイヤードするスタイルが流行していたため、必然的に使う服の数が多くなる=スタイリング力が問われる。が、当時のスナップなどをみるとすごく上手にコーディネートを組んでる方ばかりで、おしゃれだなと思う。
 

スカートonパンツ、スカートonスカート、ブラウスonブラウス、柄on柄はあたりまえ、それに加えて動物やリボンモチーフバッグ、大きなお花のコサージュ、超ロングカーリーヘア...その徹底ぶりから伺えるピンクハウス愛と、デザイナーの金子さんが掲げる”いつまでも女の子らしくいられる、夢を届ける服づくり”というコンセプトの相思相愛ぶり。それがひしひしと伝わるからスナップを見ているだけで凄く楽しい。
 

そしてある事に気付く。
ピンクハウス系ファッションは、その後登場した森ガールやロリータファッションの前衛的存在なのかも?現在ロリータ、森ガールのようなファッションのファンの人はあの時代にいたらきっとピンクハウスラバーだったことでしょう!ロマンティックな空気感とか、共通している気がする。

ロリータなんて今では世界中にファンを持つファッションジャンルのひとつに成長!

 

そんなピンクハウス、最近は少女からすこし大人へシフトした様子。またコラボレーションにも積極的で、ももクロをはじめ、ビューティフルピープルやシアタープロダクツなどとコラボした商品も伊勢丹に並んだりしていた。
 

今の原宿と”あの”時代の原宿を比べてみると、なんとなく今の原宿が負けている気がして少し悔しい気持ちが生まれる。ファッション熱とパワーがちょっと足りてないかも。あの、ルールなんてなくて、なんでもありで、ファッションサーモグラフィーでみたら確実に真っ赤っかに燃え上がっていたであろう80,90年代の原宿の熱気を今もう一度取り戻せるかは、私たち若い世代にかかっている!SNSがある2015年、誰でも簡単に世界中に自分のファッションを発信出来るでしょ?なんて素敵なことでしょう!SNSを制するものは世界を制する。あなた、そうそこのあなたが、原宿を再びファッションモンスターシティとして世界にアピールする日はすぐそこ!
 

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