緑の大男を燃やしてお祭り騒ぎ?Green Man Festivalとは

世界中の音楽フェスの中から、「色」にまつわるフェスティバルを紹介していく「色×フェス」企画の第3弾。今回ご紹介するのは、毎年8月末にウェールズで開催されている中規模の音楽&アートフェス「Green Man Festival」。日本では全く知名度のない本フェスだが、他のフェスにはない独特の色を持っているのでその魅力に迫っていきたい。

 
 

緑の中で開催されるインディペンデントなフェス

 

 
南ウェールズのブレコン・ビーコンズ国立公園にて開催されるGreen Man Festival。日本での知名度は全くないに等しいが、イギリス国内においては根強い人気があり、10年以上続く老舗の音楽フェスティバルである。規模自体はオフィシャルの発表では20000人ほど。数年前までは数千人規模のフェスだったたが、独特の雰囲気と個性的なラインナップが人気を呼び、徐々に規模を拡大させ現在の形・規模に落ち着いた。そんなフェスの気になるラインナップだが、2014年を例に上げると、Neutral Milk Hotel、Mercury Rev、Beirut、The Waterboysなど。特にUKでも人気の高いBeirutは今夏UK内ではこのフェスのみの参加となり、大きな話題となった。そうのようにこのフェスに来なければ、聴けない音楽を聴くことができるという意味においても個性的なフェスと言えるのだ。
 
また動画を観てもらえれば分かると思うが、その名の通り、緑溢れる環境の中で開催されるというのもこのフェスの魅力の一つ。「南ウェールズの宝石」とも称されるほどの美しい景観を堪能できるブレコン・ビーコンズ国立公園で開催され、観客はそんな大自然の中で思い思いに4日間を過ごす。ここでしか聴けない音楽を存分部楽しみながら。そんな贅沢な環境に惚れ込む人が一人一人と増え続け、数年かけて多くの人が1年に1度この場所に帰ってきたいと思うような唯一無二のフェスに成長したのだ。
 
 
Green Manを燃やして幸せを祈る
 


 
このGreen Man Festivalの特徴だが、フェス名通り「緑の大男」が存在する。といっても本物の人間が変装しているわけではなく、巨大な植物で出来たモニュメントがフェスのシンボルとして会場に設置されている。最近日本でも巷で話題になっているバーニングマンと同じような発想で、このGreen Manのモニュメントをフェスの最後に燃やすのが恒例行事というわけだ。その様子は動画を参照して頂きたい。
 
 
ここでしか聴けない音楽と緑に包まれた最高の環境、そして見たことない巨大なモニュメントが燃えてなくなっていく姿。動画を観ながら想像するだけで、来年もその場所にいたいと思ってしまう魅力を持ったフェスティバル。ちょっと変わったフェスに参加したいと思っているあなた、来年あたりGreen Man Festivalで緑に包まれた夏を過ごしてみてはいかがですか?
 
 
【公式HP】http://www.greenman.net/
 
 
 
★本コラム執筆ライターによる海外フェス情報サイト「Festival Junkie in the UK」も要チェック!様々なヨーロッパのフェス現場から海外フェス情報発信中。

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