がらくたリサイクルでリファッション

がらくたリサイクルでリファッション

最近話題になっている“エコファッション”。オーガニックな素材の服やエコバックの普及などは、ずいぶん前から日本でも一般化されている。一方急にネット上でよく見かけたり、巷で耳にする機会が増えているように感じるのは“ロハス”とか“エシカルファッション”といったキーワード。この辺は聞き慣れない方もいるのでは?
 

“ロハス”=Lifestyles Of Health And Sustainability の頭文字LOHASから出来ている単語で、健康や環境への意識の高い人たちが送る地球や身体に優しいライフスタイルのこと。ファッション界では、土に帰るような素材の服や無理のない自然体なスタイルの持続可能なファッションのことを指す 
 

“エシカル”=ethical、道徳的なという意味。例えば購入すると募金出来るシステムや、毛皮などの動物素材を避ける活動、また仕事がなくて困っている地域の工場で生産することでその土地の経済に貢献するなどと良識的な活動を通したファッションをエシカルファッションという。
 

このように、環境や世界的な社会貢献などに着目する大手ブランドが増えているのは、近年のファッション業界の大きな流れともいえる。
 

はい、ここからがやっと本題です(笑)。
世界にはそんな“エコ”目線のファッションに特化したコンテストがあるんです。
その名も「junk kouture」。ジャンク=がらくた、ゴミ。そんなジャンクなものを材料に制作したコスチュームのコンペティション。
 

どうやらBank of Ireland のバックアップで開かれているらしいこの大会は、国の大会なのでけっこう大規模。”リサイクル、リユース、リファッション”を掲げていて、ゴミからデザインを考えクリエーションをすることでリユースの大切さや環境への関心、さらには新しい切り口からデザインをする事の楽しさなどを伝える事が目的。実際に多くのティーンエイジャーたちがこのコンペを通し多くの物を得ていて、そしてなにより参加者の顔はみな生き生きしている。
 
学生にしか参加資格が認められていないため、若くてパワフルなデザイナーたちのエネルギーがすごい。とにかく写真を見て楽しんでいただきたい!
 


材料: 金網、古雑誌、クジャクの羽、電気配線

 


材料:牛乳パック

人口増加によって滅び、灰になってしまった世界に現れる不死鳥をイメージしたそう。


リサイクルされた緑のビンを100本リユースして作られたドレス。


100,000のコーラ缶のふたを紙のクリップや金属たわしで繋ぎ合わせたコスチューム。


材料:商品パッケージ。

モデルの表情が印象的。


材料: 制作チームのメンバーやその知人、その知人の知人から集めた商品パッケージ


材料: 電気ポスター


材料: 消防ホース、家庭用ホース、鏡、パッケージ


材料: ヤシの木


材料: コカコーラの缶 (過去の参加者)

ポルトガル出身の彼は、この大会で賞を受賞した事で人生ががらりと変わったと語る。


材料: ファスナー (過去の参加者)

シューズにも注目!


材料: ぬいぐるみ (過去の参加者)

なんとなく原宿カワイイファッションの影響かな?なんて思う雰囲気

単純に、がらくたからクチュールクラスのコスチュームができるなんてすごい!と感激。
エコファッションが広まりつつある今、ファッションにお金をかけていること自体、エコじゃないのでは?という意見もあるようですが、平和ボケしてしまいがちな先進国の私たちにとっては少なくとも、環境や恵まれない子供たちなどの存在など社会情勢について考えるきっかけになることは確か。
どちらにしても、多くの人が意識しなければ解決できない大きな課題を前にして、様々な手段で人々に注意喚起、問題提起したり、協力を呼びかけることは、悪いことではないと思います。
この記事も、読んでくださった皆さんがエコについて考えるちょっとしたきっかけになったら嬉しいです。
とりあえず今思い浮かぶ手軽なエコ活動として、毎日飲むクリスタルガイザーのキャップを集めたり、着なくなった服をリメイクしたり、そんな感じでわたしもエコしまーす。

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