色別友達攻略法 - BLACK編

色別友達攻略法 - BLACK編

私は高校卒業後、文化服装学院に進学したのだけれど、入学してまず思ったこと、それは”黒い人が多い”ということ。いわゆるモード系人口密度が、文化の中と文化の外じゃ10倍くらい違う。普通の都立の高校に通っていた私にはそれまでモード系の友達はいなかったし、ましてや先生方までも真っ黒なことが度々あってとても不思議な世界に感じたのが正直なところ。(なつかしい…)
 

なぜか、黒い服の人たちは同じようなタイプの人たちで固まってる事が多くて、集団の黒というのは“群れ”感とその迫力がすごいから、こわいなー話しかけにくいなーなんて、勝手なイメージを固めていた私。そのころカラフルな服を着ていることが多かった私には、人種が違うようなそういう一種の疎外感さえ感じられた。
 

今思うと、なんであんなに壁を感じてしまったのかと思う。見た目で判断しちゃいけないよと、18歳の自分に教えてあげたい(笑)。
 

ということで、実体験を思い出しながらお送りする今回の攻略法シリーズは “黒”!!
実体験と言ったけど、黒い服に壁を感じるのはあるあるなのでは?

 

例えばショップ店員さん。モード系のブランドのスタッフさん方はだいたい黒で決めてますよね。そうすると、「他のサイズありますか?」って聞くだけなのに妙に緊張しちゃったり、店員さんから「試着されますか?」って話しかけてくれたのに反射的に「大丈夫です」なんて答えちゃったり。
 

でも、わたしのモード系の友人がそうであるように、黒が好きな人だって、仲良くなったら壁なんてないのです。そういう意味では、1番攻略のし甲斐があるといえるかも。
 

黒というのは、誰でも似合うし何にでも合うし、万能色であるからこそ、その中でまわりと差を付けたり、目立ったりするにはテクニックが必要になる色で、きっとおしゃれに全く興味がない人にも、おしゃれが大好きな人にも黒を好きな人がいるはず。
 

ということは、警戒心が強く安定が好きな内向的な人と、自信家でそれを示すのが好きなこだわりの強い個性的な人がいるということ。
 

ファッション界には黒好きが本当に多い。なので後者のこだわり派について言及しようとおもうのですが、こういうタイプの人と付き合う際に大切なのは”褒める事” ! 目立ちたい人たちなので、褒めたらぜったい喜ぶ。なので、とりあえず褒めとこ!(っていう、口先だけの褒め言葉のことを、お世辞って言います。お世辞はほどほどにしましょう(笑)!
 

なんとなく近寄りがたい印象を受けてしまう全身黒コーデのスタイリッシュなおしゃれさん、確かに威圧感を感じてしまうのは、黒という色の性質上仕方の無い事だけれど、その壁は意外と自分の中にあるだけで、それを超えられるかは自分次第なのかもしれません。黒ファッションの人への先入観を取っ払った先には、普段クールに決めている黒好きさんたちの素の顔や、意外な一面が待っている!これぞまさに “攻略” って感じ。


 

そうそう、専門学校に入って最初の自己紹介のときのこと。やたら「自分、人見知りなので、話しかけてください」って言う人が多かったのを覚えてる。なんでこんなに目立つ格好してるのに、恥ずかしがり屋なんだろうと不思議だったけど、たぶん、緊張しいで最初から言葉で自分を表わしたり、人と積極的にコミュニケーションを取るのが苦手な分、ファッションで自己表現をするように、自然となった人が多かったのだと、今になって思う。
 

そして驚くべきことに、学生の頃補色の組み合わせとか柄×柄とか着ていた私ですが、今は黒を着て “あー黒がやっぱいちばん落ち着くわー”とか言っちゃってますから。やっぱり黒って洗練されてておしゃれで魅力的ということに気付き、ここ2年くらいの間にどんどん黒が好きになったわたし。黒を着ると、しゃきっとして自信が持てる気がするし、かっこいい気分になれるんですよね!
 

おしゃれは決して外見だけじゃない。
こころもからだもドレスアップ。そんな感覚を教えてくれた黒を(もちろん色ものも、今も好き) わたしはこれからも愛し続けます(笑)。

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