『美女と野獣』レア・セドゥが演じる、好奇心と勇気

子供向けのアニメ映画とは異なる視点で描かれる、実写版の魅力

ディズニーは、『眠れる森の美女』『シンデレラ』『美女と野獣』など、童話の名作を題材に、ロマンティックなアニメ映画を世に送り出してきました。いずれの作品も、ヒロインを取り巻く登場人物たちの内面の醜さと対比させるように、ヒロインの精神性の高さを描き出しています。しかし、今年公開された『眠れる森の美女』の実写版『マレフィセント』は、悪役マレフィセントの視点で“永遠の眠り”の呪いが生んだ究極の愛の物語を描き、大人の女性たちの共感を集めました。

 (C)2014 ESKWAD - PATHE PRODUCTION - TF1 FILMS PRODUCTION ACHTE / NEUNTE / ZWOLFTE / ACHTZEHNTE BABELSBERG FILM GMBH - 120 FILMS

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来年は『シンデレラ』の実写版が公開予定となっており、『美女と野獣』は、『シカゴ』『ドリーム・ガールズ』などのミュージアル映画のヒット作で知られるビル・コンドン監督によって実写版が製作されるとも伝えられています。今後、子供向けに製作されたアニメ映画を大人向けにリメイクした実写版が、続々と製作されるようです。

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フランス版『美女と野獣』が描く、幻想的な物語の世界

さて、アメリカの実写版『美女と野獣』に先駆けて、レア・セドゥとヴァンサン・カッセルが共演したフランス版『美女と野獣』が日本でも公開されました。『美女と野獣』の原作は、18世紀半ばのフランスで執筆・発表されたヴィルヌーブ夫人による長編とボーモン夫人に短編が知られています。1991年に制作されたディズニーのアニメ映画、1946年にジャン・コクトーが制作した『美女と野獣』の他、絵本やミュージカルなどさまざまな形で描かれてきました。作り手のアイデアやイメージを広げてくれるのでしょうか。作品によって、美女と野獣の関係が異なる視点で描かれています。

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ヴィルヌーブ夫人版をベースに制作された本作は、薔薇に囲まれた壮麗な古城や神秘的な不思議の森を舞台に、人を愛し、愛されなければ、人間の王子に戻れない野獣の秘密に焦点を当て、ヒロインであるベルが野獣のミステリアスな過去を解き明かしていくという展開に重点を置いています。自らの手で運命を切り開こうとする現代的な性格のヒロインを演じるのは、レア・セドゥ。カンヌ国際映画祭で監督とともにパルムドールを受賞した『アデル、ブルーは熱い色』の他、プラダのフレグランス「CANDY L’EAU」のキャンペーンに起用されるなど、今最も注目されるフランス人女優のひとり。自分の意見をはっきりと述べることでも知られています。

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色とデザインが響き合う、華麗なるドレスの数々

本作は、二人だけの舞踏会などロマンティックな名場面の数々を彩る、眩いほどに優美な衣装やジュエリーも見所のひとつ。クリストフ・ガンズ監督は、19世紀初頭に流行した”エンパイア・スタイル”をイメージしていましたが、レア・セドゥは「一つの時代だけに幅を狭めてしまうのはもったいない」と主張し、プリンセス・ドレスやタイトなウエストのふわふわのガウンなど、さまざまなデザインのドレスがつくられました。ただし、野獣がベルに贈るドレスの色は、ガンズ監督の指示に沿って決められました。1着目はアイボリー、2着目は光り輝くようなブルー、3着目はベルベットのグリーン、最後はレッド。ドレスの色とデザインが響き合い、ベルの心の変化を表現する上で、重要な役割を果たしています。皆さんも、ファンタジックな物語の世界を堪能してみませんか?

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作品名:『美女と野獣』
URL:http://beauty-beast.gaga.ne.jp
公開情報:11.1 sat ROADSHOW
コピーライト: (C)2014 ESKWAD - PATHE PRODUCTION - TF1 FILMS PRODUCTION ACHTE / NEUNTE / ZWOLFTE / ACHTZEHNTE BABELSBERG FILM GMBH - 120 FILMS

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