世界から注目!日本独自の進化を続ける青文字系

世界から注目!日本独自の進化を続ける青文字系

日本のファッションは諸外国に比べてジャンルが細分化されていて、色々なタイプのファッションスタイルが存在している。
そしてここ数年世界に進出しファン層を確実に広げている”カワイイ”カルチャー。これは、原宿ファッションのひとつである。そもそも原宿ファッションとはなんなのかと考えると、あるキーワードが浮かんでくる。それは、、、

“青文字系ファッション”

コンサバファッションの赤文字系ファッション(このスタイルを扱う雑誌が表紙で、雑誌名を赤文字表記する傾向があることから命名) と比較してこの名が付いた青文字系。赤文字系が男受けの良いモテ系ファッションであるのに対し、青文字系は個性的で少数派と一般的には定義づけられている。実際、それぞれの雑誌のモデルを見てみると違いが分かりやすい。

モデルから見る違い

赤文字系雑誌に出ているモデルといえば、トリンドル玲奈や藤井リナ、マギー、また最近ではAKBからまゆゆやこじはるもモデルとして赤文字系雑誌で活躍中。クール系やガーリー系など、ちょっとした役割分担のようなものはあるが、赤文字系のモデルさん達は、スカートもパンツもパステルカラーも柄物もなんでも着こなす着せ替え人形のような”the モデル”で、スタイルも顔も多くの女性、男性に好まれた選ばれし者たちといった印象。
 
それに対して青文字系モデルはもう少し親近感の持てる”読者モデル”の存在が目立つ。実際に誌面に登場するのも、田中里奈、瀬戸あゆみ、青柳文子、unaなど自分のスタイルを持っているような人が多い。そのため着せ替え人形というよりは、そのモデルのパーソナリティを表現していくような見せ方が主流。だからワンピースばかりの子も入れば、おだんごヘアがトレードマークの子もいたりと、モデル個人個人がそれぞれアイデンティティを持っているのだ。現在はその究極系がきゃりーぱみゅぱみゅといったところだろうか。

青文字系ファッション vs 赤文字系ファッションの行方

と、さんざんここまで青文字は一般受けしないと話してきたわけだが…青文字系女子の人口はどんどん増加していると感じているのはわたしだけではないはず。なぜだろう? 個人的に、考えられる理由は3つあると思う。


  • 単純に、赤文字のあとに来た青文字ブームに乗った人の分、だんだん増加している

  • SNSで個性のある人が注目を浴びるようになり、憧れて真似し出す人が増えた

  • 両系統のショップに並んでいる商品にあまり差別化が見られなくなってきた


 

というわけで、まだまだ個性的ファッションを楽しむ女子とそれに慣れてきて毛嫌いしなくなる男子は増えると思われるが、赤文字系を飲み込むという事は今のところ考えられないなとも思う。やはり清楚で女の子らしいファッションは人の目を気にするこの日本という国で不動の人気を確立している。
 

そう、つまり(一概には言えないが)赤文字は(モテを狙ったとも言われているように)他人主体であり、青文字は自分のアイデンティティを示す自己主体という点がいちばん大きな違いだ。そしてそんなひとたちが集まった原宿という唯一無二の街は、ロリータ、ロック、パンク、ヒップホップなど多くのカルチャーが交差するカオスな街。実に多面的。そんな魅力を求めて毎日、日本だけでなく世界各地から無数の人が訪れるファッションシティが今後どのように発展して行くのか、目が離せない。
 

青文字はモテ系ではないとはいうけど、絶対田中里奈ちゃんとかモテるよね。と思う私、ライターNatsumiがお送りしました(笑)。
 
 

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